待望の水上モスク、工期遅延で完成は本年末

 
 

美しい南シナ海を望むウォーターフロントに、水上モスク建設中!

青い海と抜けるような青空。年内には水に浮かぶように建つ美しいモスクが完成?

2016年から始まったサラワク州初の水上モスクの工期が大幅な遅れ。当初予定の6月中旬は間に合わず(2018/5/11)

(写真:Kota Kinabalu City Mosque by shankar s.)

国の宗教としてイスラム教を認めるマレーシアには、数多くのモスクが存在する。モスクとは、日本語でしばしばイスラム寺院と訳されたり、中国では清真寺と呼ばれるが、実際には寺ではなくイスラム教の礼拝堂のこと。マレーシア国内では、有名なピンクのモスクをはじめ、鉄製の建物だったり、丸い屋根が金色に覆われたり、色や形もユニークなものが多い。マレーシアに限らず、立地の美しさが際立つのが水上モスクだ。今から2年前、インドネシア、ブルネイと国境を接するカリマンタン島(ボルネオ島)の北部に位置するサラワク州クチンで、水上モスクの建設が始まった。当初の計画では今年の6月中旬には完成の予定だったが、工期が大幅に遅れ今年末になりそう。南シナ海を望む水辺に浮かんだエキゾチックで美しいモスクのお目見えまでは、もう少しの辛抱だ。

(写真はイメージ マレーシアサバ州のコタキナバルシティモスク )