代表者のあいさつ

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代表者の挨拶
一般社団法人ジャパン・ハラル・ビジネス協会(JHBA)は、経済発展が著しいアジア圏を対象に人的、文化的、経済的交流を推進し、異文化の相互理解を深め、各種産業の交流促進を図ることにより、我が国とアジア諸国の経済的発展並びに平和への貢献に資することを目的に設立されました。アジア諸国には多くのイスラム教徒(ムスリム)が生活しています。アジアの総人口は44億6千万人となっていますが、ムスリムは10億人を超えています。インドネシアを筆頭に、インド、パキスタン、バングラデシュはムスリムが最も多い国ですし、マレーシアもイスラム教国であり、その他の国にも多くのムスリムが在住しています。この様に、アジア圏を活動範囲とする時に避けて通れないのがイスラム教の戒律ハラルです。


当協会の設立メンバーは2000年頃よりマレーシアとの経済交流を手始めにアジア諸国との親交を深めてきました。アジア圏におけるハラル対策は経済・文化交流を推進する際の極めて重要な課題です。2020年の東京オリンピックを見据え、我が国の各種産業のアウトバウンドが求められている昨今の情勢に鑑み、我が国とアジア諸国の相互経済・文化交流の窓口として社団法人を設立するに至ったものです。

今後、当協会は会員の皆様に対し、各種情報の発信、ビジネスマッチングやビジネス支援、イベントやセミナーの開催、ハラルに関するコンサルティング等の事業を積極的に推進する所存です。このために、マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシア、バングラデシュ、エジプト及び中国に協会事務所を開設し、会員の皆様に各国の有益な情報を提供すると共に、我が国並びに会員の皆様の情報をアジア諸国に発信する体制を整えました。

当協会の活動が、多くの企業の皆様にとって実りあるものになることを願ってやみません。

平成30年2月
一般社団法人 ジャパン・ハラル・ビジネス協会
代表理事 中嶋 茂
(元厚生省、農林水産省)

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